戸澤 涼(Sreake事業部)

戸澤 涼(Sreake事業部)

image

無理だと思っても、やってみる。期待に応えようとすることが、自分を大きく成長させる

                             ▶▶▶Sreakeの求人情報はこちら

戸澤 涼

Sreake事業部 チームリーダー

2020年新卒入社

入社後、SRE(サイトリライアビリティエンジニア)として活動。AWS、Google Cloud、Kubernetesなどの技術支援に従事。金融業界と製造業界向けに、アプリケーション・インフラの設計・構築・改善・伴走支援を担当。チームリーダーとして、体制管理・採用・メンバーサポートなども担当。

チームリーダーになったことで、事業やエンジニアを別の側面から見られるようになった

— 新卒で入社して9ヶ月目でチームリーダーに就任、大抜擢でしたね。

心の中では「ぜったい無理だ」と思っていたのですが、反面、なにごともやってみないとわからないという気持ちもあって、とりあえずやってみようと気持ちを切り替えました。

そのときにチャレンジしたおかげで、メンバーの目標設定、目標達成に向けたサポート、モチベーションの支援、評価など、いちエンジニアの枠を超えた役割を任せていただいていて、とてもやりがいがあります。ただ、開発とは違ったむずかしさがあり、今でも、「この支援で満足してくれているかな?」「評価に納得してくれているかな?」と、日々、試行錯誤しています。

— チームリーダーとして、どの役割が一番むずかしいと感じていますか?

評価の部分ですね。Sreakeは技術支援サービスなので、極端な話、プロジェクトが上手く進んでいて、継続して利用していただくのがベストなんです。加えて、プロジェクトがいつまで続くかが見えにくいので、年に◯件のプロジェクトを担当するといった目標設定もできず、定性的な評価になってしまいがちです。

そこで、お客さまの技術的課題や組織の文化を踏まえて、挑戦できそうなところで目標を設定して、評価にプラスアルファするようにしています。

ちなみに僕自身がメンバーだった頃は、ものすごく評価していただいていたと思ってます。今、振り返ると、事業部長の負担にならないように行動したり、お客さまの組織体制を踏まえて発言するなど、周りをよく観察して動いていたことが信頼につながっていたのかなと。確認したわけではないので、あくまで僕の認識ではありますが。

— チームリーダーになって、変化や成長を感じたことはありますか?

売上など数字を意識するようになったことです。たとえば、お客さまにコミットするのはとてもいいことですよね。でも、一社だけにコミットしすぎてしまうと、必然的に他のお客さまが疎かになって、売上が下がってしまう可能性もあります。時間やリソースは有限ですからね。

そうならないように「過剰にコミットしすぎていないか?」という視点で、考えられるようになりました。コミットしすぎていると感じたら、チームリーダー間で相談して負荷を減らすようにするというのも、今の立場になってから身についた視点ですね。

事業拡大に向け、自走できる仕組み・体制を構築中!

— 戸澤さんはプレイヤーとしてサービス提供もされているんですよね?

いわゆるプレイングマネージャーですね。Sreakeのサービスとして、CloudNative を中心とした AWS や GCPの導入や、効率化やセキュリティ対策を内製化したいお客さまへの技術支援などをしています。

こうしてプレイヤーとして手を動かすのは好きなのですが、今は、もっと事業を大きくして、上場させたいという気持ちが強いです。そのためには、ここでしっかりと体制を整えていかなきゃいけないと思っています。

たとえば、Sreake で支援しているお客さまは、文化も技術も異なります。そのため、一社一社に合わせて提案や支援内容をカスタマイズする必要があります。しかし、セールスなどSreakeに関わるエンジニア以外のメンバーからすると、Sreake というサービスは「結局、何ができるのか?」という説明がしづらい課題もあったりします。

そこで考えているのが、パッケージ化です。技術を標準化しつつ、支援する領域を絞ったパッケージをいくつか作って、トータルで見ると「SREなら、なんでもできる」という状態が理想ですね。Sreakeの強みのひとつである柔軟性という強みを活かしつつ、より効率的な支援ができる体制を作りたいと思っています。

— パッケージ化が実現すれば、事業拡大や上場に向けて大きく前進しそうです。

そうですね。ほかにも、メンバーの技術支援を行うチームを立ち上げたり、Bizdevチームから商談の情報を連携してもらってお客さまのニーズや課題を把握して技術領域を広げるといった取り組みも始めているんです。支援できるところを、より広く、深くしていきたいと考えています。

目指すはスペシャリスト!インフラ領域で技術を突き詰めたい

— 戸澤さん個人の目標も、ぜひお聞かせください。

社内にどんなことでも解決できる超すごいベテランエンジニアさんがいて、その人に憧れています。アウトプットのクオリティが高いのはもちろん、スピードも圧倒的に早い。しかも、お客さまへの説明もわかりやすいと、技術的なところのすべてがすごいんです。

— スペシャリストを目指すに当たり、どんなことを意識していますか?

インフラ領域ってすごく幅が広くて深いんですよね。なので、学び続けて、経験を増やしていくことが重要だと思うんです。たぶん、近道はないのかなと。

もうひとつ、そのベテランエンジニアさんがよく言っているのですが、失敗してみないとわからないことって本当に多いんですよね。いろんなものを触って、いろんな失敗をして、失敗の原因を突き止めて、解決策を自分で考えてやってみる。このプロセスそのものが大事だと思ってます。

もちろん、学んでいる間にも、どんどん新しい技術は出てきます。しかし、考え方や公式など基礎的な部分や、効率的にトラブルシューティングができるといった技術が身についていれば、常に新しいことをキャッチアップして、アップデートし続けることは十分に可能です。

僕は若輩者なので、まだまだ道のりは長いですが、今、任されているリーダーという役割を全うしつつ、スペシャリストを目指していきたいです。