尾張 厚史(Sreake事業部)

尾張 厚史(Sreake事業部)

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個の強さが、最強のチームを創る。僕らの技術で、未来のイノベーションを加速させる。

尾張 厚史

Sreake事業部 事業部長

2021年中途入社

新卒で入社した会社で金融系のシステム開発とプロジェクトマネジメントを経験。「モノづくり」と「課題解決」への想いを胸にスリーシェイクへ転職し、SRE構築支援や新サービスの立ち上げに携わる。2022年7月、Sreake(スリーク)事業部の事業部長に就任。現在は、約80名まで急成長した組織を牽引し、事業拡大をリードしている。

決め手は「モノづくりへの興味」と、変化を楽しめる環境

― まずは、尾張さんがスリーシェイクに入社された経緯について教えてください。

もともと新卒で入社した会社で、金融業界のシステム開発やプロジェクトマネジメントに携わっていました。ただ、そこでは自分が直接手を動かすというよりは、プロジェクト全体を管理する役割が強かったんですね。

実際にモノを作っている人たちの方が、よりリアルな感覚を持っているなと感じていて、次第に「モノづくり」そのものへの興味が強くなっていきました。

そんな中、コロナ禍をきっかけに転職活動を始めました。 当初はコンサルティングファームを中心に見ていたのですが、どこも前職と仕事内容が大きく変わらない印象で、「これは転職する意味があるのだろうか」と少し悩んでいました。

スリーシェイクと出会ったのは、そんな時です。面接で代表の吉田と話す中で、エンジニアが多く在籍し、自分たちの手でサービスを作っていくというカルチャーに強く惹かれました。まだ会社として未完成な部分が多いからこそ、自分が介在できる価値が大きいと感じ、この変化を楽しめる環境に飛び込むことを決意しました。

クライアントとメンバー、双方の成長を追求する。

― 事業部長として、お仕事をする上で大切にしている価値観は何ですか?

Sreake事業は、社外から「エンジニアリングが強い会社」として見ていただいています。 Googleやクラウドネイティブといったキーワードと共に、高い技術力を期待されている。その期待に常に応え続けることを、何よりも重要視しています。

最近では、単一の技術支援だけでなく、クライアントの会社全体のプラットフォームをどうしていくか、といった非常に大規模な仕事も増えています。そうした中で、私たちのエンジニアが持つ価値を最大限に発揮できるよう、部長やマネージャーとは常に仕事の進め方を議論しています。

もちろん目線は常にクライアントに向いていますが、それと同時に、自社のメンバーが「スリーシェイクにいて良かった」「ここでキャリアアップできた」と感じてもらえるにはどうしたらいいか、そのバランスは常に考えていますね。

SREは「最も合理的で効率的なやり方」。Sreakeならではの強みと独自性

― Sreake事業部のミッションは「インフラをエンジニアリングによってシンプルにしてイノベーションが起こりやすい世界を作る」ですが、ここに込められた想いを教えてください。

AIやクラウドサービスが普及し、世の中はどんどん複雑化、高速化しています。 そんな中で企業が自社の強みを活かしてビジネスを成長させるには、不要な「手戻り」をなくし、一人ひとりが本来やるべきクリエイティブな仕事に集中できる環境が不可欠です。

私たちがインフラをシンプルにすることで、そうした無駄をなくし、イノベーションが生まれやすい世界の土台を築き続けたい。それがこのミッションに込めた想いです。

― SRE支援事業は他社でも見られますが、「Sreakeならでは」の強みはどこにあるのでしょうか?

まず、SREという役割自体が、ビジネススピードが高速化し、システムが複雑化する現代の潮流に非常に合致していました。これが事業を大きく拡大できた背景だと思います。

その上で私たちの強みを挙げると、一つはSREに求められる極めて高度で広範な能力を持つエンジニア集団であること。これにより、他社に対する参入障壁が高く保たれている点です。

そしてもう一つ、そして最も重要なのが、ミッションの実現をどこまでも突き詰めている姿勢です。私たちはインフラだけでなく、アプリケーション開発やデータ活用も支援しますが、そのすべてにおいてSREの考え方が軸にあります。作って終わりではなく、クライアントが自らサービスを運用し、信頼性を高めていける状態を目指すのです。

そのために、クライアントの採用支援まで含めた「内製化」を徹底的にサポートします。ここまで深く入り込んでご支援する会社は、他にほとんどないと思います。

クライアント組織に深く入り込み、変化を生み出す面白さ

― 事業の面白さややりがいは、どんな時に感じますか?

クライアントのエンジニア組織に深く入り込んで、彼らが本当に求めていることにダイレクトに応えられる点ですね。我々はエンジニアリングに強みがあるので、「こんなツールがあればすぐに良くなるのに」といった提案を、その場で実現することもあります。

あるプロジェクトでは、クライアントのご要望を受け、使用しているツールを少しイレギュラーな方法で活用し、セキュリティ状態を可視化するダッシュボードを数日で作成しました。 もしこれを他社に依頼すれば、桁違いのコストと時間がかかったはずです。 こうした圧倒的なスピードとクオリティで課題を解決し、クライアントの組織が良い方向に変化していく過程を目の当たりにできるのは、非常に面白いと感じます。

― 一方で、現在の課題は何でしょうか?

ありがたいことに事業が急拡大しており、エンジニア、ビジネス両チームとも、さらに仲間を迎え入れる必要があると考えています。

エンジニアチームでは、PMやコンサルティング志向を持つ人材が加わることで、これまで挑戦が難しかった、より高難度で大規模な案件にも応えられるようになります。MLやセキュリティ分野といった、特定の領域の専門家も必要だと感じています。

ビジネスチームは、現在、少数精鋭で新規開拓と既存クライアントのフォローを担っていますが、クライアント一人ひとりとより深く向き合うためにも、新しい仲間を増やすことで、さらに密な関係を築き、スリーシェイク全体のサービスを総合的に提案する機会を創出したいと考えています。

5年で売上100億円、そして自社サービス開発へ。Sreakeが描く未来

― Sreake事業の今後の展望について教えてください。

事業はこれからも拡大を続け、将来的には海外案件にも挑戦していきたいと考えています。具体的な目標として、5年で売上100億円、エンジニアメンバーは300人体制を目指しています。

さらに10年先を見据え、Sreake事業部発で自社サービスを開発したいと考えており、現在その企画も進めているところです。

ハイレベルな環境と仲間が、圧倒的な成長を生む

― 約80名という組織規模になっても強いエンジニアが集まり、成長し続ける理由は何だと思いますか?

入社したメンバーの多くが、周りのレベルの高さに良い意味で圧倒される経験をしています。「自分ももっと成長しなければ」というポジティブな刺激が、結果的にものすごいスピードでの成長に繋がっているんです。

もちろん、技術共有会や登壇を推奨する文化といった仕組みもありますが、このハイレベルな環境で仲間と切磋琢磨できることこそが、私たちの組織の強さの根源にあるのかもしれません。

また、チームの雰囲気としては、「自走できるか」を重視していることもあり、自律的に課題を見つけて解決していく文化が根付いています。誰かの指示を待つのではなく、「共に作る」という意識が非常に強いですね。

挑戦を歓迎するカルチャー。自ら手を挙げれば、成長機会は無限大。

― 最後に、これから仲間になる方へメッセージをお願いします。

スリーシェイクという会社、特に今のSreake事業部の一番の魅力は、様々な役割や仕事に挑戦できることだと思います。逆に言えば、ゆっくりと自分のペースで成長したいという方には、今のフェーズは少し合わないかもしれません。

特にエンジニアの方には、少しでも興味があることには、積極的に手を挙げてほしいと思っています。挑戦の機会は無限にありますし、そこで失敗しても誰も何も言いません。 ビジネス職の方も、クライアントの高度な技術課題を深く理解し、本質的な提案をする力が求められる専門性の高い領域ですが、その分、市場価値を大きく高められるチャンスがあります。 一人ひとりが自走できるプロフェッショナルへと成長できるよう、長期的な視点でサポートしていきたいと考えています。

Sreake事業部にいたという経験が、あなた自身が納得でき、周りからも認められるような、価値あるものになる。そんな組織を、これからも皆さんと一緒に作っていきたいです。